親子関係と血の繋がり

たまたまつけた

テレビで

特別養子縁組をした方を見て、

ある同級生を思い出しました。

 

同級生は、

結婚16年目にして

初めて授かった子どもでしたが、

彼には

お姉さんがいました。

 

妊娠が判明する

直前に

親戚の子を

養女に迎えていたのです。

 

とても仲の良い姉弟は、

同じように

大切に

育てられてきたそうです。

お姉さんの

オーダーメイドの洋服を

おさがりで頂いたこと、

よく覚えています。

 

血の繋がりは

もちろん大切ですが、

子育てという

大変な中で築かれていく

血の繋がりを超えていける

ということを

目の当たりにしてきたように

思います。

 

自分の子育て中のことは

無我夢中だったのか

あまり覚えていないのですが、

孫を見ていると

子育ての大変さが

よくわかります。

 

生まれて

何もできない赤ちゃんのお世話から始まり、

イヤイヤ期を乗り越え、

少しずつ色々なことができてくる

喜びや、

思ったように行動してくれないことに対する

イライラ、

様々な感情を共有しながら

親は子を育て、

また、

子に育てられていくのだと思います。

 

子どもの世界は

とても

小さなものだから、

親の存在が

自覚しているよりも

ずっとずっと

大きなものなのではないでしょうか。

 

親とは

血の繋がりに関わらず、

神様からお預かりした大切な命を育てていくという、

大変な

大切な

お役目なのだと

感じます。

 

亡き両親の仏壇に

毎朝

語りかけています。

 

「毎日幸せをありがとう。

私たちを

大切に大切に

育ててくれてありがとう。

こんな

幸せな人生を

生かしてもらって

本当にありがとう。」

 

私は

こんな想いを

繋いでこれたのでしょうか。

 

いつの日か、

私の仏壇に向かって

子どもたちは

どんな言葉を語りかけてくれるのか、

楽しみなような、

ちょっとこわいような^^