新居を探すコツ。買うのも、借りるのも、中古住宅には要注意!間取りや立地だけでなく、誰が住んでいたのかも確認してみましょう。
部屋の壁は、住んでいる人の気を吸っているのでしょうか?
借家でも、住んでいた人たちの引っ越す理由が似ている、ということが多いようです。
Aさんが持っている借家を借りた人たちは
みんな、栄転の為に引っ越ししていったのだそうです。
Bさんのご両親は亡くなる前、
「自分たちが死んだ後、孫の誰かにこの家に住んでもらえたら嬉しい。」
と、常々言っていました。
その言葉通り、その家には結婚したお孫さんが住み始めました。
すると、間もなく子どもが生まれ、新居を建てて引っ越していきました。
二人目のお孫さんも、三人目のお孫さんも
その家で子どもが生まれ、みんな新居を建てて引っ越していきました。
今は空き家になったその家ですが、
幸運の家なので手放せないのだそうです。
Cさんは、立派な中古物件を買いました。
以前住んでいた方は、ローンを返せなくなり、手放さざるをえなかったんだそうです。
引っ越し先のアパートではサイズが合わないからと、
カーテンや家具なども残してくれていました。
ラッキーだと思っていたCさんでしたが、
その後、思いがけないリストラを2度経験。
家族が大病を患うなど、多難な人生を送ることになってしまいました。
家を借りる時、中古物件を買う時、間取りや立地などだけではなく、
以前に住んでいた人たちのことも少し意識してみましょう。
思わぬ不幸が訪れてしまうかもしれません。
もしかしたら、思いがけず幸せな人生になるかもしれません。