本当にあった怖い話。非常識なお墓参りが招いた悲劇。本当に怖いものとは?
車を車検に出した時のことです。
待っていると、工場の社長さんが対応してくれました。
女性で、私と同じ年だとわかると話しがはずみ、
ある恐怖体験を話してくれました。
社長さんがお母さんとお墓参りにいった時、
お線香を忘れてしまったことに気づきました。
近くのお墓にあげられていた、まだ煙が出ているお線香が目につき、
ちょっと借りるだけと、思わず
そのお線香を取って、自分の家のお墓にあげてしまったそうです!
その日から毎晩、毎晩、金縛りにあいました。
あまりに続くので、怖くなって
霊感のあるお客さんに相談したところ、
すぐにお墓参りをして
お詫びをしてきた方がいいと言われました。
次の休みの日に行こうと思った、その夜……
ベッドに入った途端、
バーンっと勢いよくクローゼットの扉が開くと、
鬼のような形相の女性が飛び出してきたのです!
あまりのことにびっくりして、
眠れぬ夜を過ごしたそうです。
次の日、朝一でお花を用意して
お詫びに行きました。
法名碑に刻まれていたのは、30代の女性と幼いお子さん。
昨晩出てきた女性も同じくらいの年齢だったそうです。
心から反省していると言っていましたが、
話の途中、何度も何度も
「あのお線香はちょっと借りただけだったの!」
とも言っていました。
でもね、良くないですよね。
人って、とんでもない行動をしてしまうことがあります。
人様のお墓のお線香を取る……
いじめを繰り返す……
心無い言動をしたことで、どんな結末が待っているのか…
想像すればできないはずです。
心無い言動をしてしまう人間の方が、
我が子のお線香を取られ、怒って出てきた霊よりも
ずっと怖いのかもしれません。
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