忘れられない親の感触。何気ないスキンシップが一生の思い出になる。
小さな頃は、
日常にお父さんやお母さんとのスキンシップがあります。
手をつないで歩いたり
抱っこをして本の読み聞かせをしてもらったり
歩くのに疲れておんぶしてもらったり
頑張ると頭をなでてもらったり
そんな日常も、子供の成長に伴って段々と減っていき、
思春期になると、ちょっと触れただけでも怒られたりすることもあるから
いつの間にかスキンシップはなくなっていくんですよね。
自然な流れなんですが、
スキンシップをしていた時期をふと懐かしく思い返したりもします。
母が急性心筋梗塞で急に亡くなってしまう少し前、
近所にできた日帰り温泉へ二人で行きました。
体を洗い始めると、
「背中洗ってあげる。」と言って
私の背中をゴシゴシと洗ってくれました。
「じゃぁ、私も」
と、母の背中を洗いました。
今まで、母の背中を洗ったことがあまりなかったので、
亡くなった後、
そのことをよく思い出していました。
13年経った今も
ゴシゴシと洗った母の背中の
ちょっと柔らかなあの感触が忘れられません。
母が亡くなった後、
父が亡くなるまでの3年間散髪をしていました。
ちょっと薄くなった父の頭をバリカンで9ミリに切りそろえる。
その時の父の頭の感触を
夫の髪を切りながらふと、思い出すことがあります。
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