ユダヤの法則・子育てバージョン 「Today」お母さんは子どものために今日も大切なことをしている

英語圏で広まっていた詩「Today」(作者不詳)を

詩人の伊藤比呂美さんが翻訳したものをご紹介したいと思います。

 

「今日」 

         伊藤比呂美

今日、わたしはお皿を洗わなかった

ベッドはぐちゃぐちゃ

浸けといたおむつは

だんだんくさくなってきた

きのうこぼした食べかすが

床の上からわたしを見ている

窓ガラスはよごれすぎてアートみたい

雨が降るまでこのままだと思う

人に見られたらなんていわれるか

ひどいねえとか、だらしないとか

今日一日、何をしていたの?とか

わたしは、この子が眠るまで、おっぱいをやっていた

わたしは、この子が泣き止むまで、ずっとだっこしていた

わたしは、この子とかくれんぼした

わたしは、この子のためにおもちゃを鳴らした、それはきゅうっと鳴った

わたしは、ぶらんこをゆすり、歌を歌った

わたしは、この子に、していいこととわるいことを、教えた

ほんとにいったい一日何をしていたのかな

たいしたことはしなかったね、たぶん、それはほんと

でもこう考えれば、いいんじゃない?

今日一日、わたしは

澄んだ目をした、髪のふわふわな、この子のために

すごく大切なことをしていたんだって

そしてもし、そっちのほうがほんとなら、

わたしはちゃーんとやったわけだ

 

 

「今日も何もしないで過ぎたなぁ…」

なんて思ってしまったこと、誰しもあると思います。

でも、きっと今日もお子さんのために大切なことをしているんですよね。

 

子育ては成果がすぐに表れるわけではないから

つい、何もしていないように感じて反省したり、

責められ、傷付いている方もいるかもしれません。

 

でも、100%完璧な子育てなんてできませんし

わかりませんよね。

何が正解かなんて、責めてくる人にも、誰にもわからないんです。

 

だから、愛情を持って

その時の自分ができる精一杯をやれば

それが60%でも78%でもいいんじゃないかなと思います。

お子さんがお母さんの顔を見て笑っているのであれば

それがいいんだと思います。

 

 

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