ふしぎな幽体離脱体験 その１
初めて幽体離脱を体験したのは、
２人目を出産した日の夜のことでした。
寝ていたのに、ふと気づくと、両足がどんどん上がっていくのです。
「えっ？！」
びっくりしましたが、
たまたま同部屋に入院していた幼なじみに気づかれないかどうか、
そればかりが気になって仕方ありませんでした。
焦れば焦るほど、足はどんどん高く上がっていきます。
今考えてみれば、
布団をかけていたので、足だけが上がっていくなんておかしいことなんですが、
上がっていく感覚をはっきりと感じることができました。
足全体が垂直になるくらいまで上がった後、
足はすーっと元に戻っていきました。
「戻ってよかった～」とほっとしていたら、
いつの間にかまた眠っていたようです。
朝になり、
昨晩のことを幼なじみに何か言われないかドキドキしていましたが、
特に何も言われることはなく。
「気づかれなくて良かった～」と、
安心したことを覚えています。
でも、このことを幽体離脱だったと認識するのはこれから３０年以上も後のこと。
この１０年後におこる、２度目の幽体離脱体験がきっかけでした。
そのことは、また次回お話ししたいと思います。
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