ふしぎな幽体離脱体験 その2
2人目の子どもが10歳になった年。
空が明るくなり始めた朝方のことでした。
寝ていたと思ったら、
ふわぁんと体が浮き始めたんです。
2度目の余裕なのでしょうか、
水に浮いているのとも違う、空中に浮いているその感覚が気持ちよくて、
「わぁ~。この感覚忘れないでおこう!」
なんて思いながら、浮かんでいきました。
気付くと、すぐ目の前に天井が!
木目までよく見えていたことを覚えています。
「ぶつかっても、落ちても痛そう!どうしよう~」
と焦り始めたと途端、すーっと下がり始めました。
「あ~良かった…」
ほっとしたのもつかの間、
今度は、10年前と同じように足だけが上がっていきます。
垂直になるまで上がった頃、
隣部屋にいる子どもたちの「お母さん!」と呼ぶ声が聞こえました。
すると、その声を合図にすっと元に戻ったのでした。
数年前この体験を友人に話している時に、
「あれっ、あの足が上がった感覚、前にも経験したような…」
と思いだし、これが2回目の幽体離脱だったと気づきました。
あの空中に浮かんだ感覚をもう一度感じてみたくて、
プールに行く度に浮かんでみるのですが、
やっぱり全然違うんです。
もし、もう一度幽体離脱することがあったら、
満喫しよう!と心に決めています^^
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