引き寄せの法則とセカンドオピニオンの勧め

七夕がくると思い出すことがあります。

 

二十数年前の今日

以前、近所に住んでいたAさんが

亡くなられました。

乳がんでした。

 

Aさんが異変を感じたのは

下の子がまだ4歳の頃でした。

子守がてら

病院へ一緒に行った私は

診察が終わるのを待っていました。

彼女は、

「安心した~。ただの乳腺炎だって!」

と、笑顔で戻ってきたのです。

良かった良かった~と

みんなが笑顔でした。 

 

その半年後、

別の病院で受けた診断結果は

乳がん

余命2年との宣告でした。

 

その後は

入退院を繰り返しながら、

藁にもすがる思いで

毎月数十万円もの漢方薬を飲んだり、

必死に

生きようとしていたのです。

 

奇跡は

起きませんでした。

 

2年後の七夕の日に

3人の子どもとご主人を残して

旅立たれたのです。

 

その日の夕方

お宅に伺うと、

きゅうりの浅漬けが

テーブルの上に用意されていました。

たくさんお客さんがくるからと、

小学生の子が

準備していたのです。

2年の間に

ぐっと

大人になってしまったようでした。

 

 私がブログを始めた日、

小林麻央さんも

乳がんで旅立たれました。

若くても、

若いからこそ

より進行の早いガンになることもあるのです。

 

セカンドオピニオンを受けるように

強く

お勧めします。

 

先生に申し訳ないと思われる方も

いらっしゃるかもしれませんが、

命がかかっているんです。

あなたの大切な方のため

あなたのため

セカンドオピニオンを受けてほしいと思います。

 

 

 

Aさんが口ぐせのように言っていました。

「私の母は乳がんで早くに亡くなったから、

出産時に助けてくれる人がいなくて本当に大変だったの。

そんな思いを娘たちにさせないためにも

私は、娘たちが結婚・出産するまでは死ねない!」

 

何度も何度も

繰り返し言うことで、

母親が早く死んでしまったら

いかに大変かということを

具体的に

思い描いてしまっていたのかもしれません。

 

引き寄せの法則

 

良いことも

マイナスなことでも

自分が思った通りになっていくんです。

 

心の奥で

「どうせ無理だと思うけど」と

もし、

実現しなかったときに

がっかりしたり

傷ついたりしないように

予防線を張るのはやめて、

心の底から

こうなったらいいな!と

ポジティブに

具体的に思い描いて、

自分の人生を

作り上げていきたいなと強く思うんです。